\FXブログ『FX Surge』ナビゲーター カエです/
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今回は「三角持ち合い(トライアングル)」について、図解とともにやさしく解説します。
三角持ち合いとは?
「三角持ち合い(トライアングル)」とは、チャート上で価格の高値と安値がだんだん近づいてきて、三角形の形になるパターンのことです。
この形は、トレンドの途中によく現れ、その後どちらかに大きく動くことが多いです。
たとえば、サッカーの試合で「どっちが勝つか決まる直前の緊迫した時間」みたいなもの。
みんなが様子を見ているうちに、価格が上下しながらだんだん動きが小さくなっていき、やがてどちらかに大きく動き出すんです。
主な3種類のトライアングル
三角持ち合いには、大きく分けて3つの種類があります。
① 対称三角形(シンメトリカルトライアングル)
- 特徴
- 高値がだんだん下がり、安値がだんだん上がるパターン
- ラインを引くと、きれいな二等辺三角形になる
- 意味
- 買いたい人と売りたい人がちょうどバランスしている状態
- どちらに動くかは、その時点ではわかりません
- ヒント
- 出口(頂点)に近づくほど、大きな動きが出やすい
- ブレイクした方向にトレンドが続くことが多い
② 上昇三角形(アセンディングトライアングル)
- 特徴
- 高値が同じくらい(水平)、安値がだんだん上がるパターン
- ラインを引くと、三角形の右下が直角になる
- 意味
- 買いたい人がどんどん増えているサイン
- 上にブレイクする確率が高い
- ヒント
- この形が出たら、「これから上がるかも!」と考えて良い場面が多い
③ 下降三角形(ディセンディングトライアングル)
- 特徴
- 安値が同じくらい(水平)、高値がだんだん下がるパターン
- ラインを引くと、三角形の左下が直角になる
- 意味
- 売りたい人がどんどん増えているサイン
- 下にブレイクする確率が高い
- ヒント
- この形が出たら、「これから下がるかも!」と考えて良い場面が多い
図解でわかる!三角持ち合いの形
種類 | 高値の動き | 安値の動き | ブレイクしやすい方向 | イメージ |
---|---|---|---|---|
対称三角形 | だんだん下がる | だんだん上がる | どちらもあり | 二等辺三角形 |
上昇三角形 | 水平 | だんだん上がる | 上 | 右下が直角 |
下降三角形 | だんだん下がる | 水平 | 下 | 左下が直角 |
三角持ち合いのトレード戦略
三角持ち合いが出たら、どうやってトレードすれば良いのでしょうか?
1. ブレイク方向についていく
- 基本は「どちらかにブレイクした後」にエントリー
- 対称三角形はどちらに動くかわからないので、ブレイクを待つことが大切
- 上昇三角形は上に、下降三角形は下にブレイクすることが多いので、その方向にエントリー
- ローソク足の実体で「明確に抜けた」と判断してから入る
- ローソク足がしっかりとラインを超えたかどうか、よく確認しましょう
2. だましを防ぐために「リテスト」も有効
- ブレイク後に一度戻ってくる(リテスト)ことがある
- ラインを超えた後、もう一度ライン付近に戻ってくることも多いです
- そこで反発したら、改めてエントリーするとより安全
- ストップロス(損切り)は持ち合いの反対側の端に設定
- もしブレイクが失敗しても、大きな損を防げます
3. 他のインジケーターと組み合わせる
- だましブレイク(偽のブレイク)もあるので注意
- 出来高や他のテクニカル指標(MACD、RSIなど)もチェックすると安心
- 形が崩れたらすぐにプランを見直す
- もし三角形の形が崩れてきたら、そのままエントリーせずに様子を見ましょう
注意点とまとめ
- 三角持ち合いの形が崩れたら、すぐにプランを見直す
- 三角形の形が崩れてきたら、ブレイクが失敗した可能性が高いです
- だましブレイクもあるので、他のインジケーターと組み合わせる
- 出来高や他の指標もチェックすると、だましを防げます
- 終盤に近づくほど、ブレイクの確率が高まる
- 三角形の頂点に近づくほど、大きな動きが出やすいので注意しましょう
初心者へのアドバイス
三角持ち合いは、チャート分析の基本中の基本。
初心者でもわかりやすいパターンなので、ぜひ覚えておきましょう。
FXでは「ブレイクを狙う」のがシンプルでわかりやすい戦略です。
ただし、だましもあるので、必ずストップロスを忘れずに設定してください。
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ナビゲーター カエより
今回の記事で「三角持ち合い」の基本とトレード戦略がわかったでしょうか?
FXや株のチャートは、最初は難しく感じるかもしれませんが、パターンを覚えるととても面白くなります。
ぜひ実践でも役立ててください!