【第17話】裁量ロジックをEA化してみた!|カエ、自分のクセをコードにしてみた結果…

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「自分のトレード、EAにできたら最強じゃない?」

  • RSIが30以下で買い
  • 15分足の移動平均がゴールデンクロスしたら
  • 東京時間にはエントリーしない などなど…

「これ、全部EAにして自動でやってくれたら最高やん?」


そんな思いつきから、
カエの“裁量ロジックのEA化”プロジェクトがスタート。


裁量の「曖昧さ」が壁になった

コードで書こうとしたとき、
こんな課題にぶち当たる👇

  • 「なんとなくエントリー」はプログラムにできない
  • 「雰囲気」や「感覚」は数字で表せない
  • 損切りの判断も“日によって違う”場合が多い

「自分のトレードって、けっこうフワっとしてたんやな…笑」


まずは“ルール化”することから始めた

  • どの時間足で見るか?
  • どのインジケーター?
  • 利確・損切りの基準は固定?トレール?

「言語化」→「ルール化」→「コード化」
…この順番で進めていくと、
裁量の“クセ”も整理されてくる。


できたEAの内容(初期バージョン)

  • RSIが30以下→買い(売りはナシ)
  • 損切り30pips、利確50pips
  • エントリーは9:00〜16:00限定
  • 最大1ポジションのみ

バックテストをしてみると…

✅ プラスの月:2ヶ月
❌ マイナスの月:4ヶ月
「うーん…思ったより微妙…」


「自分では“良いロジック”やと思ってたのに…笑」


気づいたこと:「裁量」と「EA」は似て非なるもの

  • 裁量では“見送る”ことができるが、EAは条件で機械的に実行
  • 裁量では“全体の空気”を見られるが、EAは定義された情報しか見ない
  • つまり、EAには“余白”がない

でも逆に言えば…

「“ロジックの穴”がめっちゃ見えてくる」
「裁量では気づかなかった“クセ”が丸裸になった」


カエの学びまとめ

  • 自分のロジックは“思ってたより曖昧”だった
  • EAにしようとすると、ロジックの“甘さ”が見える
  • 結果はイマイチでも、めちゃくちゃ成長できた!

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まとめ:負けても、EA化するだけで“発見の連続”

  • 自動化は“再現性の確認”にもなる
  • 裁量の「クセ」を客観視できる
  • 結果にかかわらず、やってよかった!

「“うまくいくか”じゃなくて、
“やってみたことで気づけたか”が一番大きいかもしれん」


▶ 次回予告

「カエ、EAをカスタムして改良!?
“勝てないEA”から“使えるEA”にしたプロセス」