【11月13日】今日のFX相場見通し

本日の東京市場は、豪州雇用統計や英国GDPなど、重要指標が多く控えており、為替市場はイベント前の様子見ムードが広がりやすい1日となりそうです。昨日の主要通貨は全体的に上値の重い展開となりました。

昨日の主要マーケットの動き

◆ USD/JPY(米ドル円)

米ドル円は154.79付近まで上昇したものの、155円手前で上値を抑えられ154.71でクローズ。154.80が明確なレジスタンスとして意識されました。下値では153.74付近がサポートとして機能しています。

◆ GBP/JPY(ポンド円)

ポンド円は203.21→203.11と小幅に調整。203.20付近のレジスタンスが重く、上値を試すも失速。200SMAが下に控え、202.25付近が押し目の目安になっています。

◆ XAU/USD(ゴールド)

ゴールドは4202ドルまで上昇したあと反落し、4194ドルで引け。4200ドル台前半は売りが厚く、短期的には戻り売り優勢。下値では200SMA付近の4060ドルが重要サポート帯。

本日の重要経済指標(日本時間)

  • 09:30 🇦🇺 豪・10月失業率(予想:4.4%)
  • 09:30 🇦🇺 豪・新規雇用者数(予想:+2.0万人)
  • 16:00 🇬🇧 英国 GDP(前期比:予想0.2%、前年比:1.4%)
  • 16:00 🇬🇧 英 製造業生産(複数)
  • 19:00 🇪🇺 ユーロ圏 鉱工業生産

特に16:00の英国指標はGBP/JPYに大きく影響しやすく、ボラティリティ上昇に注意。

テクニカル分析(主要通貨)

◆ USD/JPY(米ドル円)

  • レジスタンス:154.80、155.00
  • サポート:154.20、153.74

155円手前の売りが重い一方、200SMAが下値を支え上昇トレンドは維持。今日の豪雇用で短期変動が出る可能性。

◆ GBP/JPY(ポンド円)

  • レジスタンス:203.20、204.00
  • サポート:202.25、201.68

高値圏でのもみ合い継続。英国GDPが相場の方向を決めるキーポイントに。

◆ XAU/USD(ゴールド)

  • レジスタンス:4200、4215
  • サポート:4140、4060(200SMA)

4200台で戻り売りが続く展開。短期の買いは追いづらい環境。

初心者向けトレードアイデア

◆ 米ドル円:155円手前の「壁」を利用した戻り売り

155.00は強い心理的レジスタンス。タッチ・近づいた場面は短期戻り売りのチャンスになりやすい。

◆ ポンド円:指標後の押し目買い狙い

16:00のGDPで下振れ → 202円台前半でサポート確認 → 押し目買いが狙える。

◆ ゴールド:4200超えは慎重、4060付近まで引きつけたい

上値が重い地合い。買いは深い調整を待つのが安全。

まとめ

本日は豪・英・欧の重要指標が多く、通貨ごとにイベントドリブンな展開になりやすい1日です。特にGBP/JPYは16:00以降の動きに要注目。テクニカルでは上値の重さが見えるため、無理な逆張りは避けてトレンドに沿った戦略が有効です。

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