こんにちは!今回は4月10日発表予定の米国消費者物価指数(CPI)の注目ポイントを、市場予想と最新データを交えてわかりやすくまとめました。インフレ動向と利下げシナリオが気になる方必見です!
基本データのポイント
- 発表日時:日本時間4月10日21:30
- 前回(2月)実績:前年比+2.8%(コアCPI+3.1%)
- 今回(3月)予想:前年比+2.6%(コアCPI+3.0%)
▶︎ 前月比:+0.1%(コア+0.3%)と予測
注目すべき3大要素
- エネルギー価格の下落影響
ガソリン価格が前年比-9%前後と大幅下落(EIAデータベース)。
▶︎ CPI全体を0.1~0.2%押し下げる効果が見込まれる。 - 卵価格急落のインパクト
3月の卵価格が1ダースあたり3ドル台まで急落(2月比-60%以上下落)。
▶︎ 食品価格上昇率が+2.6%→+2.0%前後に鈍化の可能性。 - 住居費の伸び鈍化
帰属家賃の上昇率が4.4%→4.2%へ減速傾向継続の見込み。
▶︎ サービス部門全体のインフレ抑制に寄与。
市場への影響シナリオ
- 予想を下回った場合:
6月利下げ期待再燃→ドル売り・株高の動き加速。 - 予想を上回った場合:
9月以降の利下げ観測後退→米国債利回り上昇リスク。
トランプ関税の影
4月に入って発表された米中相互関税措置が物価に与える影響は、
▶︎ 3月CPIには反映されないが、今後の輸入品価格上昇懸念がくすぶる。
投資家向けアドバイス
- チェックすべき数値:
「コアCPI前月比+0.3%」が予想通りなら利下げシナリオ維持。 - 為替ヘッジ戦略:
発表直後のドル/円乱高下リスクに備え、指値注文を活用。
まとめ
今回のCPIは「エネルギー下落vs住居費粘り強さ」の綱引き状態。
予想通り+2.6%ならFRBの柔軟対応余地が広がりますが、ガソリン価格反発やサービス価格の思惑外れに要注意! 日本時間夜9時半の発表直後は相場が急変動する可能性があるため、余裕のある資金で臨みましょう。
📌リアルタイムチェックリスト
・コアCPI前月比が0.4%超なら「利下げ延期」サイン
・賃金連動サービス価格の動向に注目
・発表5分後のダウ先物反応でトレンドを判断!
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