こんにちは、FXブログ「FX Surge」のナビゲーター・カエです。
今日も一緒に、FXの世界をのぞいてみましょう。
……今回は、うまくいったはずのトレードが、
逆にその後の足を引っ張った話です。
「あのとき勝てたから、またいけるはず…」
以前、大きく勝てたトレードがありました。
相場の流れにぴったり乗れて、エントリーも利確もばっちり。
その体験が、私に「また同じ形がきたら入ろう」という期待を植えつけました。
でも実際には、同じように見えるチャートでも、
背景やタイミングがまったく違っていて、結果は大きな損失に…。
成功体験が思考を縛ることもある
「前はこれで勝てたのに…」
この気持ちがあると、冷静な判断ができなくなってしまいます。
本来はチェックすべき環境認識やリスクも、
「この形は勝てるやつ!」という思い込みがすべてを曇らせてしまうんです。
そのとき、私はようやく気づきました。
「あのとき」はあのときで、今は今なんだ、と。
過去の成功は「経験」、でも「基準」ではない
成功体験は、もちろん大切な経験です。
でも、それを“今回も同じように勝てるはず”という基準にしてしまうと、
相場の変化に気づけなくなります。
私は、過去の成功を「参考例」としてとらえるようにしました。
それからはエントリー前に、必ず以下の2つを確認しています:
- 今の相場環境と過去は似ているか?
- 根拠が揃っているか?それとも“感覚”だけか?
この2つをチェックするだけで、過去の成功に引きずられたミストレードが激減しました。
スマホでも「振り返り」をセットにする
私はDMM FXのスマホアプリで、エントリーポイントのスクショをフォルダで管理しています。
そして、似た形が出たときに「過去と今、なにが違う?」と自分に問いかけます。
チャートと振り返りメモを一緒に見返すだけで、
感情ではなく「比較と判断」でトレードできるようになるんです。
“期待”より“確認”を大切に
過去に勝てた形に飛びつきたくなる気持ち、よくわかります。
でもそれは、「期待」ではなく「確認」してからでも遅くありません。
トレードの精度を上げるには、感情に頼らず、
今の相場と、過去の条件がどれだけ一致しているかを確認すること。
その判断力こそが、“成長している自分”を実感できる瞬間だと、私は思っています。
▼過去の経験に頼りすぎないために
DMM FXなら、スマホで過去のエントリー履歴をすぐ確認できます

次回も、カエと一緒に「自分らしいトレードのヒント」を探していきましょう。